東大を蹴った男のブログ

話題のニュースや本を取り上げて、様々な観点から物事を考えます。

これでいいのか沖縄県民~どちらでもないって何~

2月24日(日)に行われる辺野古の新基地に関する県民投票についてお話します。

今回は、ニュースでもたびたび話題となっていた3択形式での投票についてです。

そもそも当初は、「辺野古に基地を作る」に対して、賛成または反対の2択形式で実施される予定でした。

しかし、いくつかの市町村がこれに反発し、沖縄県が妥協して、「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択形式で投票を実施することになりました。

皆さんは、このようになったことにどうお考えでしょうか。

どちらでもないって何?

私は、最初どちらでもないというのを見たとき、県がこんなにも力を入れて行うことなのに、なんともいい加減だなとふと思ってしまいました。

賛成でもなく、反対でもなく、どちらでもないに投票する方は、つまり、どちらでも良いという解釈をして良いのかどうか・・・中々この意図を判別するのは困難なことだと思います。

例えば、「りんごは好きですか?」という質問に対して、「好き」「嫌い」「どちらでもない」の3択があったとしたら、どちらでもないは、食べても何とも思わないということでしょう。

これを基地問題に当てはめると、どちらでもないに投票する人は基地問題なんて何とも思わないと解釈することもできます。その考えの人がわざわざ重い腰をあげて投票に行くとは到底思いません。

日本語は難しく、少しの言葉によってニュアンスに変化が生じたり、人によっても捉え方が異なってくる場合が多くあります。それを踏まえると、この「どちらでもない」という選択肢はそもそも妥当なものかどうか私には疑問です。開票後にこの言葉が悪く利用されなければ良いのですが。

沖縄県を悪いとまでは言いませんが、もう少し良い選択肢があったのではないかと考えます。一度決まってしまったものは変えられないので、今更どうにもなりませんがね。

また県民投票について考える記事をあげたいと思います。

では!