東大を蹴った男のブログ

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玉城知事、安倍首相と会談 辺野古移設に関する訴訟を取り下げ

3月19日、沖縄県の玉城知事と安倍首相が首相官邸で会談しました。

沖縄知事、上告取り下げの方針…辺野古移設差し止め訴訟 : 地域 : 読売新聞オンライン

 

玉城氏はいつも通り、辺野古反対と発言し、安倍首相は、沖縄の気持ちも考えて工事を進めるという、またかと思うような内容でした。

 

進展はあったのか

一つだけ進展があったとすれば、本会談後に、沖縄県が国に辺野古への移設工事の差し止めを求めた訴訟について、最高裁への上告を取り下げると玉城氏が発言したことです。

これまでは、とにかく国と裁判で争って、結局負けるということが何度も繰り返されてきました。

やっと気づいたのでしょうか。意味がないということに。

裁判費用はもちろん税金です。

県民投票で莫大な税金を無駄に使用したために、さすがに予算のことを少しは考慮したのか分かりませんが、今回の上告を取り下げたことは評価すべきだと思います。

最高裁で裁判をしても、県が負けることは分かっていることですから。

 

 

対話のための環境づくり

玉城氏は、「訴訟合戦の形ではなく、対話のための環境をつくりたい」と話したそうです。

翁長前知事のときから5年程経とうとしていますが、未だに環境づくりでしょうか。

裁判では勝てないことが分かり、打つ手がなくなったのか、「対話」「環境づくり」といった漠然としたワードばかり出てきています。

私は沖縄県民として、より具体的な県の方針を聞きたいです。

・対話するためにどうするのか

・環境をつくるために何をするのか

辺野古がダメなら普天間基地は固定化するのか

・基地を減らせば国の防衛力は低下するが、そのカバーはどうするのか

など疑問はいくらでもあるはずです。

毎回あいまいな言葉で濁すため、ずるずると時が経過するのであり、もっと具体的な発言をすべきです。

 

まとめ

玉城氏は今後どうするのか、私自身とても気になっています。

県民投票が終わったいま、次の打つ手を必死に考えているはずです。

上記にも書きましたが、いつも辺野古反対ばかり言うのではなく、より具体的な方針を発言することを期待しています。

では。