【書評】頭の回転が速い人の話し方
本日は、岡田斗司夫 著の「頭の回転が速い人の話し方」を読みましたので、レビューします。
本当の意味で頭の回転を速くする秘密が、具体的に説明されていました。
では、紹介していきます。
ユニバーサル・トークが重要
「ユニバーサル・トーク」という言葉を聞いたことがありますか?
おそらく、ないと思います。
実は、この言葉、著者が生み出した造語だそうです。
「ユニバーサル・デザイン」から取ってきた造語で、
「ユニバーサル・トーク」とは誰にでも通じる話し方・伝え方
という意味とのことです。
本書は、この「ユニバーサル・トーク」の考え方について説明されています。
つまり、本書を読み、その考え方をマスターし実践すれば、誰にでも分かりやすく話すことができるようになるということです。
あえてローギアで話す
著者は、頭の回転が速い=頭が良いではないと述べています。
詳しく言うと、いつもスラスラと語る人は、本当の意味では頭が良いわけではなく、言い返し能力に長けているだけであるということです。
では、本当に頭が良い人はどのように話すのか。
人に応じてあえてローギアで話すのです。
つまり、自分の方が専門的な知識を豊富に持っていたとしても、話す人の能力や社会的立場など、その人に応じて、あえて基本的なことから理解してもらえるようゆっくり話していくことが重要ということです。
たしかに、そうですよね。
学力が優れている人の中には、専門的な言葉ばかり並べて、いかにも自分がすごいと思われたいように話す人もいます。(もちろん、そういう人だけではないことは承知しています)
誰にでも理解できるように分かりやすく話せることが、本当に頭が良いと言える思います。
他にも、本書ではローギアで話す人だけでなく、その反対のトップギアで話す人の特徴と、その対処法について説明されています。
興味がある方は、ぜひ一度読んでみても良いと思います。
まとめ
上記で述べた以外にも、『あなたの頭の回転を倍速化するレッスン ~ 思考の武道「戦闘思考力」』の免許皆伝と題して、かなり具体的にどういう行動をすれば良いかということが書かれています。
ここでは、著作権もあるので詳しく書けませんが、
〇〇を見て、その内容をまとめる
などです。
このことから、本書は頭が良くなる指南書とも言えると思います。
下記にリンクを貼っておきますので、他の方のレビューも参考にして、一度読んでみても良いと思います。
では。