【書評】個性を捨てろ!型にはまれ!
本日は、「ドラゴン桜」で有名な三田紀房 著の「個性を捨てろ!型にはまれ!」を読みましたので、レビューします。
まず始めに、この本は天才にはオススメしないです。
どう社会を生きていけば良いか悩んでいる方や、仕事をしているが中々思うようにいかない方にオススメの本になっています。
個性なんか捨ててしまえ
最近、「個性を伸ばすことが大事だ」「特徴を持った人間になろう」などよく耳にする機会があると思います。
それに対して、著者はこう述べています。
個性的な人生なんか捨ててしまえ
もちろん、誰にでも長所や短所はありますが、それらは第三者的視点で評価するものであって、自分で「私は〇〇が長所です」と言うのは判断が難しく、むしろその長所は、自分が理想とする自分であるとも著者は述べています。
言われてみれば、たしかにその通りです。
長所や短所は、私以外の別の人と比較することによって生まれるものであり、それを客観的視点で見るからこそ良い悪いという評価が付けられています。
基本的な「型」を身に付けろ
個性を捨てた人生なんてつまらないと思う人が中にはいると思います。
私は読んでいるときにそう思いました。
ただその考えは間違っていたことに気づきました。
著者はこう述べています。
「普通」ほど難しいものはない
ここでは、「普通」=「個性を捨てた人」になります。
よく考えてみてください。
あなたは普通の人間になれますか?
身長は?体重は?学力は?考え方は?
どれも普通に合わせようと思うと、かなり難しいはずです。
つまり、その「普通」ができて初めて「人間的成長」につながるわけです。
「型」を身につけろ
では、「普通」ができるようになるにはどうすれば良いか。
その答えが本のタイトルにある「型にはまれ」です。
いわゆるテンプレ通りに物事を行うことができることが非常に重要なのです。
本書では、型にはまるためにどのようにすべきかを書いています。
興味がある方は、ぜひ一度手に取ってみてください。
では。