【書評】「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!
本日は、苫米地 英人 著の「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!を読みましたので、レビューします。
「頭の中がごちゃごちゃしてしまって、整理がつかない」なんてことはありませんか?「集中したいのにすぐに他のことを考えてしまって、なかなか進まない」こんなこともありませんか?
と本の紹介にあり、手にとってみました。
私は勉強に集中したいと思っているときに、他のことを考えて気が散ってしまうことがよくあるんですよね。
それを改善したいとは思っているのですが、中々そう簡単には直すことはできません。
しかし、この本を読むことで集中モードに入りやすくなるのかなと思って、読んでみましたのでいくつかポイントを整理します。
生産性を下げる「感情のゴミ」を捨てる
これは本書の第一章のタイトルです。
「感情のゴミ」
そうそう、これこれ!気持ちが結構邪魔してくるんだよなと思いながら読んだところ、意外なことが書かれていました。
抽象度が低いと感情に支配される
抽象度を高くして生きていけばよい
この文を読んでみて意味を理解することができますか?
抽象という言葉は、知っていますよね。
例えば、「ゾウ・キリン・ワニ」これらの共通点は「動物」です。
これが抽象です。
つまり、抽象とは、一つ上のポイント(視点)にあがることです。
抽象度を高くするとは、一つの物事に捉われるのではなく、俯瞰的な考え方を持つということなのです。
もっと簡単に言えば、遠い視点から見れば、感情の影響は受けにくくなるということです。
「他人のモノサシ」というゴミを捨てる
第2章のタイトルには、「他人のモノサシを捨てる」とあります。
これは、タイトル通りです。
他人を気にするなということです。
私は比較的、周りを気にしない方で、本章は共感できる部分が多々ありました。
周りを気にしないといっても、同僚とうまくやっていくことはもちろんできますよ。
結構日本人って周りの目を気にする傾向にあると思うんです。
例えば、友達がこれをやっていたから、自分も同じようにやってみようとか。
同僚がスポーツ観戦に行くから、とりあえず楽しそうだから行ってみようとか。
私はこの風潮が好きではなく、基本的には自分がこれをやりたいと思ったことをやるようにしています。
もちろん仕事は別ですよ。仕事は仕事ですから。
それじゃあ仲間ができないんじゃない?孤立するのでは?と心配する人もいるかもしれません。
しかし、それは違います。
どの分野にも興味を持っている人は必ずいて、自分がその分野を真剣にやれば、おのずと周りに似たような仲間がついてきます。
「他人のモノサシ」を捨てることで、頭がすっきりするのは間違いないです。
「自分のモノサシ」で生きていきましょう。
まとめ
上記で紹介した以外にも
「これまでの自分」というゴミを捨てる
「マイナスの自己イメージ」というゴミを捨てる
「我慢」というゴミを捨てる
「自分中心」というゴミを捨てる
「恐怖」というゴミを捨てる
「論理へのとらわれ」というゴミを捨て「ひらめき脳」を手に入れる
というような内容が書かれており、普段は意識しないような考え方もあります。
頭の中をすっきりしたい方、他人が気になりすぎる方などは読んでみてもいいかもしれません。
では。
苫米地英人コレクション3 「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!
- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: 開拓社
- 発売日: 2018/03/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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