東大を蹴った男のブログ

話題のニュースや本を取り上げて、様々な観点から物事を考えます。

これでいいのか沖縄県民~県民投票にかかる予算~

まず始めに私は沖縄生まれ沖縄育ちの沖縄県です。

地元に対する思いは強く、もっと沖縄県民が安心して暮らせる社会になっていければと考えることが度々あります。

皆さんもテレビやネットで知っていると思いますが、2月24日に「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票が行われます。

県民投票に関する見方や思いは、一つの記事で書くには物足りないため、いくつか記事を分けて書きます。

 

今回は県民投票にかかる予算について考えたいと思います。

皆さんはこの1回の投票でどのくらい我々の税金が使われると思いますか?

答えはなんと・・・

5億5千万円です

いきなり5億と言われても想像がつきにくいので、具体的に給食費を使って例を挙げてみます。

現在那覇市の小学校の児童数は約2万人です。

http://www.city.naha.okinawa.jp/cms/kakuka/kyouikugakumu/zaisekisuu/shoH29gakoukihontyosa.pdf

給食費は価格がH28年4月に改定され、月4500円です。

http://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/kyouikukyuusyoku/kyuusyokuhi.html

上記から、那覇市の全小学生が1年間に払う給食費は、2万人×4500円=9千万円となります。

つまり、1回の県民投票にかかる費用は、6年分の那覇市の全小学生の給食費ということです。

もし、県民投票の予算を給食費にまわすことができれば・・・と考えてしまいます。

これだけ莫大な予算がかかるということは、それだけ意味のあることなのでしょうと思ってしまいますが、本当にそうでしょうか?

予算の話だけでは何とも言えないので、他の記事で別の視点から県民投票の意義を考えたいと思います。

では!