【白血病は治るのか】池江璃花子選手、白血病を告白について
2月12日(火)に水泳の池江璃花子選手が白血病であることを告白しました。
この記事では,白血病とは何か,その原因と完治するまでについて話します。
白血病とは
まず,始めにそもそも白血病とは何であるのかについてまとめてみます。
白血病とは「血液のがん」と言われています。
血液中には,赤血球,白血球,血小板などがありますが,骨髄で血液を作る過程で,がん化した細胞が生まれ,骨髄内で無制限に増殖してしまいます。がん化した細胞が多くなり,正常な血液細胞が減少するため,貧血や体のだるさなどの症状があらわれます。 これが白血病です。
白血病の原因
一般的にがんは遺伝子や染色体に傷がつくことで発症すると考えられています。白血病に関しても同様に,遺伝子異常や染色体異常が原因であると考えられています。他にも放射線を浴びたことによるものや抗がん剤の服用も原因と言われていますが,その明確な原因は未だに分かっていないそうです。
白血病は完治するのか
一般的には,抗がん剤や骨髄移植を行い,治療を進めていくそうです。治療期間は,半年~2年ですが,スポーツ選手にとっては,大きなブランクになります。10代後半の白血病は抗がん剤を組み合わせた治療などで7割が完治するとの記事(下記参照)もありましたが,現代の発展した医学でさえ完治率は7割程度と考えると,やはり難しい病気であることは確かです。