辺野古埋め立てでジュゴンが死亡?それ本当?
3月18日(月)、今帰仁村沖でジュゴンの死骸が見つかりました。
このジュゴンの死が、いま沖縄で話題になっています。というか、話題にされています。
なぜジュゴンだけが注目されるの?
ジュゴンは1972年に国の天然記念物に指定されています。
2003年からは、鳥獣保護法により、その捕獲が禁止されています。
日本では、沖縄近海のみに生息しており、オーストラリア近海まで分布しています。
世界でも生息域が限られており、個体数が少ないため、特にジュゴンが取り上げられると考えられます。
個体数が少ない原因は?
一番の原因は
「乱獲」
とされています。
この記事にも記されているように、
特に、沖縄近海では戦後、食料として捕獲されていたそうです。
つまり、ジュゴンが減った原因は、1950〜60年代の沖縄県民による乱獲と言えます。
今回の死は辺野古が原因?
辺野古の埋め立てによって、ジュゴンは殺されたという報道もあります。
本当にそうでしょうか?
地図で見ると、沖縄県北部の西側にあたります。
私はジュゴンの専門家ではないので、詳しくは分かりませんが、この地図を見る限り、ほとんど関係がないように思えます。
皆さんは、この地図の位置を見てどう思いますか?
また、鳩山元首相は、今回のジュゴンの死をうけて、このように話しています。
辺野古の埋め立てで遂に死んでしまいました。人間のエゴで生き物を殺すのは止めにしようではありませんか
元首相という立場の方が、このようにあいまいな知識で根拠のないことを発言して大丈夫でしょうか。
本当に沖縄にとって無責任な発言ばかりしますね。
では。